なぜ英語が必要か。~大人が子どもにできること~

皆さん、こんにちは!
このブログでは、僕の知識や経験を皆さんとシェアできればと思っています。その中でも特に、語学とスポーツ!そして、それを通じて、大人が子どもにできることを考えていけたらと思います。
今回の記事では、そもそもなぜ今英語が必要なのかについて考えていきましょう!

目次

1. そもそも英語ってどんなイメージ?
2. 私達が知るべき研究結果
3. 外国人問題
4. これからを生き抜くために、やるべきこと


1. そもそも英語ってどんなイメージ?
皆さん英語について、どのようなイメージをお持ちですか?
グローバル化社会だから英語が必要だ!」とか「外国人が増えてきてるから、日本人も英語が必要になる!」といった声を聞いたことがあるのではないでしょうか。また、「英語が話せたらカッコイイ」などといった漠然とした憧れもあるかと思います(笑)確かに英語をペラペラ話せたらカッコイイですよね!しかし、「日本にいたら必要ない」「翻訳機があれば、英語を話す必要はない」といったイメージもあるのではないでしょうか。確かに、日本にはほとんど日本人しかおらず、翻訳機も日常会話の約8割を網羅してると言われています。これからさらに精度が上がり、そして近い将来、ビジネス英語にも対応できるようになるでしょう。そうなればとても便利ですね!
しかし、僕らが考えるべきはそこではなく、これからを生きる子どもたちをどう導いていけるかだと強く思います。そこで、皆さんに2つの研究結果及び調査結果を見ていただきたいと思います。



2. 私達が知るべき研究結果
まず1つは、イギリスのオックスフォード大学の研究です。超名門大学ですよね!そして皆さん、AIという言葉を、一度は耳にしたことがあると思います。そうです、人工知能と呼ばれるものです!漠然と「AIが人間の仕事を奪う」なんて聞いたことがあるのではないでしょうか?でも、漠然としてて自分事として考えるのは難しいですよね😂実際僕もそうでした!そこでまず、オックスフォード大学の研究を見ていただきたいと思います。

オックスフォード大学
「近い将来、今ある仕事のうち、702業種は機械に置き換えられる」

ついでにもう1つ!

野村総合研究所
「この先15年間で、今ある仕事の49%は消滅する」

この研究結果を見て、どう感じましたか?僕がこれを聞いた時は「たくさんなくなるんだな。そもそも702業種も仕事ってあるんだな。」くらいでした(笑)多すぎてイメージできませんでした(^^; だって702個仕事を言いなさいって言われて、言える人なんてたぶんいないですよね(笑)いたらお会いしたいくらいですよね(笑)
ただ、こんな事を言いながら、僕には1つだけ危機感、というより恐怖感がありました。それは何か、この"702業種"、"49%"という数字です。何が言いたいかと言うと、「あぁ、一桁台まで言い切っちゃうんだな。少なくともこれだけの数はほぼ100%なくなるんだな。」そう思ったんです(^^; 研究結果としては当然なのかもしれませんが、"約700"、"約半分%"ではないところに、恐怖感を覚えたのです。語学以前に、僕らはこのAIという強敵と戦わなければならないのは、間違いありません...


3. 外国人問題
そしてもう1つは、ズバリ外国人の問題です。
昨年にも、外国人労働者を増やすといったニュースを、メディアでも大きく取り上げていたので、皆さんの記憶にも新しいかと思います。じゃあどれだけ増えているのか。総務省が公表している、人口動態調査を見ていただきたいと思います。
この調査によると、2018年1月1日時点で、日本で生活している外国人の人口は、前年比17万4228人増の249万7656人となり、とても高い伸びを記録しています。では一方で、日本人の人口はどうでしょうか?皆さんもうお察しがつくと思います(笑)日本は1年間で、37万4055人の人が減少しています。これがどういう事かというと、1年で大阪府吹田市から人がいなくなるイメージです。(あくまでイメージです。)それくらい異常な勢いで、日本の人口減少は進んでいます...そして子どもが増える気配もなく、未婚率も上昇している中で、外国人が増えるのは当然と言えば当然です。
というか...なぜ日本には、日本人しかいないのでしょう?もちろん単一民族でここまで発展してきた日本は素晴らしいし、日本人として誇れるところです。しかし、先進国なら人口減少は起こり得るし(日本は異常ですが...)、語学力の低さも今に始まった話ではありません。それなのに、なぜこれほどまでに外国人が少なかったのでしょう?僕は純粋に疑問でしたが、大きな要因は案外シンプルでした(笑)それは「治安を維持するため」だったのです。正直、拍子抜けでした(笑)でも確かに、もしゴリゴリの外国人とケンカしたら...考えただけでゾッとしますね(笑)日本人では基本勝てませんし、犯罪が横行しても、僕なんかは逃げることしかできません...
しかし、異常な人口減少が進む中、治安を維持しつつ外国人を増やすにはどうするのかという問題が浮上しますよね。ここで日本政府が出した結論は、何だと思いますか?
それは、
「優秀な外国人留学生を多く日本に入れる」
ということです。優秀な人なら、犯罪を起こす可能性も低い。そして日本で学んでもらい、そのまま優秀な人材として日本に残ってもらう。こういうことです。「僕らの部下、同僚、上司が外国人になる」という話も、どこか他人事でしたが、わりとすぐそこに迫っているんです。ここでまた強敵が現れました。外国人、しかも優秀な外国人です。



4. これからを生き抜くために、やるべきこと
ここまでで、今後日本人のライバルとなるのは、AI、そして多くの外国人であることは、ご理解いただけたと思います。そうなった時、社内共通語が英語になることは、珍しくなくなるのではないでしょうか?英語、そして語学とは人とコミュニケーションをとるための、ツールの1つです。上司や部下、取引先の担当者が外国人だった時、あなたは翻訳機を介してコミュニケーションをとりますか?果たしてそれはコミュニケーションと言えるのでしょうか?
もしあなたが上司だったら、どちらの人材を重宝しますか?
①翻訳機を介さないとコミュニケーションがとれない人間
②直接コミュニケーションがとれる人間

言うまでもありませんよね!翻訳機を使わなければならない人の地位は、どんどん下がり、おそらく誰でもできる、人と関わりの少ない単純労働をすることになると思います。でも、その単純労働は、この先仕事として残りますか?きっと残りませんよね。AIについては、2045年問題なんて言われています。今から約25年後。僕が今25歳なので、その時は大体50歳です。まだまだ働かなければ食べていけません。英語が話せたら、それだけで尊敬してもらえた時代から、英語くらい話せて当たり前の時代になります。

そして何より僕が言いたいのは、
「これからを生きる子どもたちへ、
大人が何をできるか」
です。

先程も言いましたが、英語はツールの1つ。"英語力を上げることは本質じゃない"ということです!
皆さんの周りにはいませんか?
日本語は話せるけど、初対面の人の前やミーティングになると、途端に話せなくなる人が。日本人は基本的にシャイです。だから自分の意思をあまり表現しません。他の国に比べて、圧倒的にコミュニケーションが少ないです。僕も海外に行ったとき、友達に「お前は静かなやつだ」と言われました(笑)僕は割とうるさい方です(笑)でもそれは、あくまで日本の中だけでした。

僕らは語学を通じて、コミュニケーション能力をはじめ、養うべき能力がたくさんあります!そして小さい子ども達は特に、語学を通じて、その時期でしか養うことができない能力を、大きく伸ばすことができます!そこを逃すのは本当に勿体無い!!しかし、ほぼ全員の親が、子どもに正しい教育をしたいと思っているのに対し、本当に正しい教育方法を知っている親や教育者はほとんどいません。

僕は、このブログを通して、自分の学んだことや科学的根拠のある子どもの能力の伸ばし方を、語学やスポーツを通じて、皆さんに提供できたらと思います。もちろん、大人にも使えるものもあります!

次回は、幼少期に大きく伸びる能力についての記事を書こうと思いますので、是非、次回の記事も見ていただけたらと思います!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう(^^)

Language and baseball can change the world.