理論的な幼児教育に興味がない人は見る必要なし!~子どもの自信の育て方~

理論的な幼児教育に興味がない人は見る必要なし!

~子どもの自信と挑戦心の育て方~

皆さんこんにちは!

今日は暖かくていい天気ですが、桜もだいぶ散ってしまい、少し寂しさもありますね(><)そんな話をしていたら、「ほんの一時しかない時期だからこそ、貴重なんだよ」と言われました。確かにその通りだなと思います!

 

さて、今日は少しクセのあるタイトルにはなっていますが、「子どもの自信と挑戦心の育て方」について書いていきたいと思います!

タイトルにもありますが、理論的な教育に興味がない方や、「自分は理論的なことよりも、自分の経験やこれまでの方法で子育てをする!」という方は、お楽しみいただけないと思うので、このページを閉じていただけたらと思います。

前回のブログで、「21世紀型能力」の話をしました。説明し出すと長くなるので、これから重要になる「21世紀型能力」については、下記の「本当に正しい教育をしたいあなたへ」を読んでいただけたらと思います!

 

sporguage.hateblo.jp

 今回のブログでは、まず「21世紀型能力」の前に育みたい"自信"と"挑戦心"をどう育てていくかです!案外簡単なアプローチで、非常に効果的な方法です。それでは見ていきましょう!

 

目次

1. これまでの常識を疑おう!

2. 自信の育て方

3. 挑戦心(マインドセット)の育て方

4. 最後に


 

1. これまでの常識を疑おう!

まず、勘違いしてほしくないのが、

これまでの考え方や方法が間違っていると言いたいわけではありません!

何に対してもそうですが、これは僕の信念として、常識を疑うことで、新しい何かが生まれると思っています。常識を疑った結果、従来通りの方がいいと判断できれば、何も変える必要はないですし、この方法がいいと判断できれば、新たに変えていくべきだと思います。これも一種の挑戦心であるとは思いますが、世の中のどんな革新的な出来事も、それまでは常識だと思われていたものを壊して生まれ、逆に今ではそれが常識になっています。

今僕はスマホでブログを書いていますが、このスマホだって、10年前では考えられない物でしたし、おそらく10年後にはスマホなんてないのではないかと思います。

まずは、そういう捉え方で教育、子育てというものを考えていただきたいと思います!

 

2. 自信の育て方

まずは、子どもが将来、自分に自信を持って生きていくために、大人に何ができるかです。

それは、"夢中になっている時に、絶対に止めない"ことです。

子どもは2~3歳になると、目の前の遊びなどに深く集中するようになります。夢中になって絵を描いたり、砂場でお城を作ったりなど、何かに夢中になれる時間があります。それを決して止めてはなりません!何も邪魔をされずに最後までやりきった時の子どもは自尊心に満ちています。そして、より高いレベルの遊びに挑戦するようになります!

アメリカの心理学者チクセントミハイは、これを「フロー(flow)」と呼びました。「流れ」という意味です。このフロー体験の積み重ねが、将来の成果に繋がります。この教育法を取り入れたのは、イタリアの教育者であるモンテッソーリです。「モンテッソーリ教育」については、また後日書きたいと思います!

このフロー体験を習慣化することで、

「自発性と自信の促進」、「運動器官の発達」、「注意力、忍耐力の向上」、「情緒の安定」

に繋がり、将来の「学び続ける資質」や「自信の芽生え」となっていきます!

 

大人はどうしても、ご飯の時間や帰る時間などの「大人の事情」で、この大切な時間を止めてしまいます。その事情も理解できるのですが、子どもを我慢させるのではなく、大人が子どもを見守り、子どもの自信を育んでいくべきなのです!

 

 

 

3. 挑戦心の育て方

 

先程の「自信の育て方」にも関連してくる部分ではありますが、俗に"チャレンジ精神"というものです!この「挑戦し続ける力」や「学び続ける力」というものが、将来大きな違いを生むことになります!

 

まず、最初に説明したいのが、「硬直マインドセット」と「成長マインドセット」です。

なんとなく文字でイメージできるかもしれませんが、後者のマインドセットというのが、成長するために学び続けるマインドセットで、前者はその逆です。皆さんは自分の子どもに、どちらのマインドセットを持っていてほしいですか?ほとんどが後者でしょう。「硬直マインドセットの子どもを育てたい!」という人がいたら見てみたいし、理由を聞いてみたいですよね。

 

じゃあ何をすればいいか。

それは"子どもを褒めるポイント"を少し変えるだけなんです!下記の研究をご覧下さい。

スタンフォード大学シカゴ大学の研究

研究者が一般の53家庭を撮影し、その家庭の親が何を褒めたかを分析。

「才能を褒める」、「プロセスを褒める」、「その他」でパーセンテージを集計し、

5年後の学習意欲と挑戦意欲について調査しました。

その結果、成長マインドセットを持っていたのは

親から「プロセスを褒めてもらった子ども達」だったのです!

しかしながら、親の85%は子どもの才能を褒めてしまっていました。

 

例えば、子どもが絵を描いて、お母さんに見せました。

多くの方は、「上手に描けたね!」、「えらいね!」と才能や結果を褒めてしまいます。

プロセスを褒めるとは、「ここで青色を使って工夫してるね!」、「ここの大きさを変えて分かりやすくしてるね!」など、内容に目を向けて、子どもが描いた過程を褒めることです。

考えてみてください。簡単そうですが、結果のみを褒めてしまっている方は、結構多いのではないでしょうか?おそらく僕も、何も知らなければ、「才能を褒める」親になっていたと思います。

 

子どもを褒めることは、とても大事なことですが、褒める前に少し考えて、「子どものプロセス」を褒めてあげてください!

 

 

4. 最後に

本当はこの章で、子どもの可能性について書きたかったのですが、思ったより文字数がきてしまったので、またの機会にします(泣)

子どもは本当に大きな可能性を秘めています!その可能性を狭めず、更に広げていくために、大人が子どもにできることというのを、一緒に考えていきましょう!

それでは、また次回のブログで!