Kaisei旅行記 ~南フランス・エズ村~
sporguage's blog 初の旅行記!
Kaisei旅行記として、南フランスのエズ村について紹介します!
エズ村は、フランス南東部のコート・ダジュールの街。鷲ノ巣とも呼ばれる、南フランスを代表する街です!
エズの全体図がこちら↓
このような感じで、頂上目指して細い路上を登って行きます!
まさかコート・ダジュールで日本を感じるとは(笑)
日本の文化とは、世界的に見ても素晴らしい物だと実感しました!
岩山に張り付くように並ぶ家々。
この風景もまた、南仏ならでは!
このような細い路地を登って行きます!
鷲の巣と呼ばれる通り、細い路地にコンパクトな建物が建ち並び、とても趣があります!
頂上付近の植物園!
立派なサボテンたちですね!!
何百種類もの熱帯植物があるそうです!
植物園と頂上からの景色!雲っていたのは残念でしたが、まさに絶景!!
植物園はもちろんですが、この景色を見るために、多くの観光客が訪れます!
本当にずっと眺めていたいくらいの景色でした!!
頂上からの景色パート2!教会も見ることができます!
頂上には遺構も残っています!
それにしても、もっと天気が良ければ...
"香水の都"、グラース!
南仏の小さな街グラースのフラゴナール香水歴史工場!
南仏の街グラースは、毎年、世界中から調香師が修行に訪れる、“香水の都”と言われています!多くの名香が、このグラース発祥だそう!世界一人気の香水と言われる「シャネルNo.5」もグラースで誕生したそうです!また、店員さんいわく、ボディクリームもオススメとのこと!髪や爪、体、どこにでも塗ることができ、保湿にも優れていて、間違いなくフラゴナールで買うべき商品の1つです!!(もちろん買いました。香水も。)
この「フラゴナール香水歴史工場」と併設のブティックは、学びとショッピングが同時に楽しめる、人気のスポットです!男性でも楽しめます!
フラゴナール ミニチュア 香水 5本セット FRAGONARD 5 FLACONS DE COLLECTION 海外直送品
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Fragonard BRAI (フラゴナール ブライ) 4.2 oz (125ml) Hand Cream
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おまけ
とりあえず載せたかっただけ(笑)
エズ村とグラース観光のあと、ディナーはフランスのニースへ行ったので、ニースの風景とフランスのプロサッカーリーグ(リーグ・アン)に属するニースの本拠地、アリアンツ・リヴィエラ スタジアム!時間があれば、サッカーの試合も見たかった...できれば酒井宏樹選手がいるマルセイユとの試合か、川島永嗣選手がいるストラスブールとの試合がいいな(笑)
フランスといえば、やはりパリが有名ですが、南仏も魅力たっぷり!
人生で一度は行きたい街ですね!英語もしっかり通じました!
日本では見ることができない、素晴らしい景色や文化!
自分の価値観を広げることができる海外旅行を、もっともっと楽しんで行きたいと改めて思いました(^_^)
語学の本質~なぜ英語教育の重要性が高まっているのか~
語学の本質~なぜ英語教育の重要性が高まっているのか~
皆さんこんにちは!
僕が小学生の時も、英語が必修だったらよかったのになんて事を思いながら、このブログを書きたいと思います(笑)
皆さんは、小学校から英語が必修になることをどう思いますか?賛否あると思いますし、早くから英語教育を始める必要性を感じていない人もいると思います。ここは日本ですし(笑)今日は、語学学習を通して身につけるべき能力について書いていこうと思います!それがすなわち、小学校から英語教育が始まる理由にも繋がるはずです。そして、あまり自分の体験談は好きではないですが、僕が語学学習や教育に関心を持ったきっかけも少し紹介したいと思います。これはあくまで参考までにですが...それでは始めます!
目次
1. これまでの、そしてこれからの英語教育
2. 僕がしていた、語学に対する勘違い
3. 語学を通じて身につけるべき能力とは
4. 語学の本質
1. これまでの、これからの英語教育
僕は今年で26歳になりますが、僕らの世代は、中学校1年生から英語の授業が始まりました。小学校では、ALTの先生が来て、年に数回の授業はありましたが、少し英語にふれましょう~程度で、学校側も対して英語力や異文化理解とかまでは考えていなかったと思います(あくまで僕の学校は)。
しかし、2020年からは、小学校から英語の授業が必修になります。段階的にではありますが、学校や地域によっては、2018年から英語の授業を入れている学校もあります。
小学校3,4年生で、年間35時間の"外国語活動"が組み込まれ、小学校5.6年生になると、その倍の年間70時間になります。おそらく、小学生のお子さんをお持ちの親さんは、「うちの子が、そんなに早くから英語を勉強して理解できるのか」など、色々不安はあると思います。そもそも、英語の教員免許を持っている小学校の教員は5%未満とも言われています。そんな中で、小手先だけじゃない、ちゃんとした教育が受けられるのか疑問ではありませんか?
だからこそ、教育を受ける側も、語学とは何かという本質を理解していただきたいと思います!
2. 僕がしていた、語学に対する勘違い
さて、ここで少し、僕の語学に関する体験談をさせてください。
僕は中学校の時から、英語が好きで、最も得意な科目の一つでした!今でもそうですが、英語を学ぶことが楽しいのです!大学ではあまり英語の履修がなかったので、中学から高校までの6年間ですが、通知表は毎回5でしたし、テストも自信がありました。
社会人になって、もう一度英語を勉強しようと思い(理由については機会があれば!)、独学で勉強を始めました。ブランクがあって、多少忘れている文法はありましたが、興味もあったので、マンツーマンでの英会話レッスンを受けたのです。正直、自分でもどこまでできるかは未知数ですが、なんとかなるだろうくらいで(笑)
先生はフィリピンの方でした。一通り自己紹介をして、なぜ英語を勉強しているのかを話していきました。ここまでは順調です。そしてここからは、先生が僕に質問をしてくれて、僕が答えるというような形になりました。
What's your hobby ? - I like reading and traveling.
What color do you like ? - I like blue.
What's your favorite sports ? - I like baseball.
みたいな感じで進んでいきます。まあ、受け答えとしては問題ありません。テストなら○をもらえるでしょう。
しかし僕は、このようなレッスンを受けながら、とても違和感がありました。それは、「これは、果たしてコミュニケーション、会話だと言えるのか」というものです。
趣味はなに?ー読書や旅行です。
好きな色は?ー青が好きです。
1番好きなスポーツは?ー野球です。
確かにテストでは○です。しかし、全て一問一答で、全く会話ではありませんでした。
例えば、What's your hobby? と聞かれた時に、こう答えてたらどうでしょうか?
I like reading and traveling. Especially reading.
読書と旅行です。特に読書が好きです。
I mainly read education and science, and autobiography books.
主に教育や科学、自伝を読みます。
I want to share the knowledge I learned in reading. Do you have recommended ?
僕は読書で学んだ知識を共有したいと思っています。お勧めの本はありますか?
と答えたら、高い確率で会話は広がります。文法が違ってたらすみません。ただそんなことはあまり気にしません(笑)
でも、この答え方でも、難しい英語は一切使っていません。というかそこまでの語彙力はありませんでした(今でもまだまだですが)。何が言いたいかというと、あの時の僕は、
"英語力が欠如していたのではなく、
コミュニケーション能力や会話力が足りなかったんだ"
ということに気付いたのです。。
つまり、語学力というのは、
"土台となるコミュニケーション能力の上に成り立っている"のです。
皆さんの周りにはいませんか?初対面の人や上司や部下の前になると、上手く話せなくなる人が。異性の前だと上手く話せない人や、会議やミーティングになると急に話さなくなる人が。でもその人達って、日本語が話せないのですか?違いますよね。日本語ペラペラですよね(笑)その人達に、ネイティブ並みの英語力を与えたとして、急に海外の人達とコミュニケーションがとれると思いますか?きっととれませんよね。
僕達は語学や英語と聞くと、単語力や文法、発音、リスニングなど、そこばかりに目が行きがちです。僕もそうでした。もちろん、外国語の知識は必要ですか、皆さんもうお分かりの通り、本質はそこではないということです。
僕は、自分の体験を通して、語学の前に考えなければならない、日本人に足りない考え方や能力があると感じました。
3. 語学の本質
皆さん、語学とは何ですか?言葉とは何ですか?
コミュニケーションをとるためのツールの1つです。
当たり前のことですが、ここを再認識しなければなりません。
某人気バラエティー番組で、お笑い芸人の出川哲朗さんが、英語で出されたお題のゴールまで辿り着くコーナーがあります。分かりますよね?そうです、日曜20時のあれです。彼の英語力は、お世辞にも優れているとは言えません(笑)しかし、それでも彼は、ゴールまでちゃんと辿り着くんです!来る人来る人に話しかけて、ジェスチャーも駆使しながらコミュニケーションをとります。そして、なんとか伝えたいことを理解してもらい、目標まで辿り着くのです。
何が言いたいか、それは
"たとえ語学力がなくてもコミュニケーションはとれる"
ということです!
あの番組を見て、「子どもが間違った英語を覚えるからやめてほしい!」という馬鹿なことを言う教育者がいるそうです。そんな人は僕からしたら、教育者と呼べないですが。きっと目先のテストの点数やお受験のスコアしか見えてないのでしょう。それが間違っているとは言いません。もちろん、正しく英語を話せるのは素晴らしいことですし、僕もそれを目指して、日々勉強しています。しかし、この教育者に言いたいのは、まさに"語学の本質"という部分です。教育者であるのなら、出川哲朗さんの英語力を批判する前に、なぜ英語と呼べるのかも分からないあのやり方で、ゴールまで辿り着けるのがということを子ども達と考えるべきです。それを理解したうえで、スコアを上げることを考えなければ、それは本当の語学力とは言えません。
語学力というのは、その人のコミュニケーション能力の元で成り立っています。もっと言えば、その人の日本語力の元で成り立っています。
日本語で言えないことを、英語で言えるわけがありませんよね?外国語能力を上げるためには、元々の日本語力やコミュニケーション能力を上げなければなりません。逆を言えば、そこを理解していれば、語学を通じて、多くのスキルを伸ばしていくことができますし、間違いなくあなたの武器になります!
この"語学の本質"を理解したうえで、これからも語学に関わるブログを見ていただけたらと思います。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
理論的な幼児教育に興味がない人は見る必要なし!~子どもの自信の育て方~
理論的な幼児教育に興味がない人は見る必要なし!
~子どもの自信と挑戦心の育て方~
皆さんこんにちは!
今日は暖かくていい天気ですが、桜もだいぶ散ってしまい、少し寂しさもありますね(><)そんな話をしていたら、「ほんの一時しかない時期だからこそ、貴重なんだよ」と言われました。確かにその通りだなと思います!
さて、今日は少しクセのあるタイトルにはなっていますが、「子どもの自信と挑戦心の育て方」について書いていきたいと思います!
タイトルにもありますが、理論的な教育に興味がない方や、「自分は理論的なことよりも、自分の経験やこれまでの方法で子育てをする!」という方は、お楽しみいただけないと思うので、このページを閉じていただけたらと思います。
前回のブログで、「21世紀型能力」の話をしました。説明し出すと長くなるので、これから重要になる「21世紀型能力」については、下記の「本当に正しい教育をしたいあなたへ」を読んでいただけたらと思います!
今回のブログでは、まず「21世紀型能力」の前に育みたい"自信"と"挑戦心"をどう育てていくかです!案外簡単なアプローチで、非常に効果的な方法です。それでは見ていきましょう!
目次
1. これまでの常識を疑おう!
2. 自信の育て方
3. 挑戦心(マインドセット)の育て方
4. 最後に
1. これまでの常識を疑おう!
まず、勘違いしてほしくないのが、
これまでの考え方や方法が間違っていると言いたいわけではありません!
何に対してもそうですが、これは僕の信念として、常識を疑うことで、新しい何かが生まれると思っています。常識を疑った結果、従来通りの方がいいと判断できれば、何も変える必要はないですし、この方法がいいと判断できれば、新たに変えていくべきだと思います。これも一種の挑戦心であるとは思いますが、世の中のどんな革新的な出来事も、それまでは常識だと思われていたものを壊して生まれ、逆に今ではそれが常識になっています。
今僕はスマホでブログを書いていますが、このスマホだって、10年前では考えられない物でしたし、おそらく10年後にはスマホなんてないのではないかと思います。
まずは、そういう捉え方で教育、子育てというものを考えていただきたいと思います!
2. 自信の育て方
まずは、子どもが将来、自分に自信を持って生きていくために、大人に何ができるかです。
それは、"夢中になっている時に、絶対に止めない"ことです。
子どもは2~3歳になると、目の前の遊びなどに深く集中するようになります。夢中になって絵を描いたり、砂場でお城を作ったりなど、何かに夢中になれる時間があります。それを決して止めてはなりません!何も邪魔をされずに最後までやりきった時の子どもは自尊心に満ちています。そして、より高いレベルの遊びに挑戦するようになります!
アメリカの心理学者チクセントミハイは、これを「フロー(flow)」と呼びました。「流れ」という意味です。このフロー体験の積み重ねが、将来の成果に繋がります。この教育法を取り入れたのは、イタリアの教育者であるモンテッソーリです。「モンテッソーリ教育」については、また後日書きたいと思います!
このフロー体験を習慣化することで、
「自発性と自信の促進」、「運動器官の発達」、「注意力、忍耐力の向上」、「情緒の安定」
に繋がり、将来の「学び続ける資質」や「自信の芽生え」となっていきます!
大人はどうしても、ご飯の時間や帰る時間などの「大人の事情」で、この大切な時間を止めてしまいます。その事情も理解できるのですが、子どもを我慢させるのではなく、大人が子どもを見守り、子どもの自信を育んでいくべきなのです!
3. 挑戦心の育て方
先程の「自信の育て方」にも関連してくる部分ではありますが、俗に"チャレンジ精神"というものです!この「挑戦し続ける力」や「学び続ける力」というものが、将来大きな違いを生むことになります!
まず、最初に説明したいのが、「硬直マインドセット」と「成長マインドセット」です。
なんとなく文字でイメージできるかもしれませんが、後者のマインドセットというのが、成長するために学び続けるマインドセットで、前者はその逆です。皆さんは自分の子どもに、どちらのマインドセットを持っていてほしいですか?ほとんどが後者でしょう。「硬直マインドセットの子どもを育てたい!」という人がいたら見てみたいし、理由を聞いてみたいですよね。
じゃあ何をすればいいか。
それは"子どもを褒めるポイント"を少し変えるだけなんです!下記の研究をご覧下さい。
研究者が一般の53家庭を撮影し、その家庭の親が何を褒めたかを分析。
「才能を褒める」、「プロセスを褒める」、「その他」でパーセンテージを集計し、
5年後の学習意欲と挑戦意欲について調査しました。
その結果、成長マインドセットを持っていたのは
親から「プロセスを褒めてもらった子ども達」だったのです!
しかしながら、親の85%は子どもの才能を褒めてしまっていました。
例えば、子どもが絵を描いて、お母さんに見せました。
多くの方は、「上手に描けたね!」、「えらいね!」と才能や結果を褒めてしまいます。
プロセスを褒めるとは、「ここで青色を使って工夫してるね!」、「ここの大きさを変えて分かりやすくしてるね!」など、内容に目を向けて、子どもが描いた過程を褒めることです。
考えてみてください。簡単そうですが、結果のみを褒めてしまっている方は、結構多いのではないでしょうか?おそらく僕も、何も知らなければ、「才能を褒める」親になっていたと思います。
子どもを褒めることは、とても大事なことですが、褒める前に少し考えて、「子どものプロセス」を褒めてあげてください!
4. 最後に
本当はこの章で、子どもの可能性について書きたかったのですが、思ったより文字数がきてしまったので、またの機会にします(泣)
子どもは本当に大きな可能性を秘めています!その可能性を狭めず、更に広げていくために、大人が子どもにできることというのを、一緒に考えていきましょう!
それでは、また次回のブログで!
本当に正しい教育をしたいあなたへ
本当に正しい教育をしたいあなたへ
こんにちは!
ポカポカの天気で、桜も満開で気持ちがいいですね!そんな桜の下で、ブログを書きます(^^)
今日は、本当に正しい教育って何なの?というお話です!特に小さいお子さん!幼児と言われる子ども達への教育について書いていきます!
目次
1. これからの教育
2. 子どもにどう育ってほしいか
3. 乳幼児期の重要性
4. 幼児教育の現状
5. 幼児期に伸ばすべき能力とは
1. これからの教育
日本は今、教育においても大きな転換期を迎えていますね。2020年から日本の学校の学習指導要領が変わるんです!ピンとこないかもしれませんが、簡単に言えば、教育の方針が変わります。小学校から英語やプログラミングが必修になるというのは、有名な話かと思いますが、これまでのロジカルシンキング(論理的思考)を養う教育から、クリティカルシンキング(創造的思考)を養う教育へ変化し、アクティブラーニング(能動的学習)化が推進されていきます。理屈っぽくて小難しいですね(笑)
例えば英語なら、従来の「読む、書く」から「話す、聞く」に重点がおかれ、大学入試でもスピーキングのテストが導入されることになる方向です。つまり、単純な詰め込み教育ではなくなり、想像力、コミュニケーション能力を伸ばす教育に変わっていきます。21世紀型能力と呼ばれているものですね!
そもそも、先進国で走ってきた日本が、なぜ教育を変えなければならないのか......それは前回のブログを見ていただければ、分かっていただけると思いますので、下記のURLをご覧ください。
2. 子どもにどう育ってほしいか
みなさん、特に今まさに子育てをされている方々に質問します。
「あなたは、自分の子どもに正しい教育をしてあげたい、受けさせてあげたいと思いますか?」
おそらく、ほぼ全員がYesだと思います!逆にNoと言われたら、心配になっちゃいますが(^^;
では、Yesと答えた人に、もう1つ質問します。
「あなたは、正しい教育、子育てをするための知識を持っていますか?」
おそらくですが、ほとんどの人がNoです。正しい教育、子育てをしたいと思ってはいるものの、多くの人が、正しい知識を持っていない、知らないのが現状です。もちろん「元気に育ってくれればいい」というのは本音だと思います。しかし、本当にそれだけでいいのでしょうか?先の見えない世の中で幸せに生きていくために、必要な能力やスキルを伸ばしてあげたいと思いませんか?このブログを見ていただいている人には、そこを考えて、実践していただきたいと思います!
3. 乳幼児期の重要性
では、幼児期に伸びる能力とは、どのような能力があるのでしょうか。
答えは簡単、全ての能力が著しく伸びます。「運動神経の良さは幼少期に決まる」など、聞いたことがある人も少なくないと思いますが、それは間違いではありません。大人は、幼児期の大切な期間に、より多くの能力を伸ばしてあげなければなりません。
子どもは0~6歳までが「人格形成期」と言われています。6歳までに、身体の器官や神経が発達するからです。心の発達と密接な関係を持っている内臓器官の成長は、6歳までに全体の40%進むと言われており、理性をコントロールすると言われている情動を司る、大脳辺緑系の扁桃体も6歳までに作られます。また、将来の能力を左右する脳の神経細胞ネットワークは3歳までに出来上がります。それ以降はネットワークが構築されにくくなるため、適切なタイミングで、子どもにより多くの経験をさせ、多くの神経細胞ネットワークを構築しなければなりません。この時期を逃してはならないし、正しい知識の元、子どもの能力を伸ばすことこそが、大人の役割です。
4. 幼児教育の現状
しかし、ここで僕は、ある疑問を持ちました。幼児期というのは、あらゆる面において重要な時期であると、先ほどお話ししました。それなのに、まだまだ幼児教育というものに対しての認識は低いと感じています。保育園や幼稚園などでも、ただ子どもを預かって面倒を見て、保護者が迎えに来るのを待つだけの場所にしか思えません(全てとは言いませんが)。もちろん愛情を注いで接していることと思いますが、幼児期の子ども達に、本来指導要領に明記してある指導法よりも、自分達の経験論を用いて接しているように思えます。
そう思ったので、僕は保育士の友達に、いくつか質問した後でこう聞いてみました。
「俺は、幼児教育ってすごく大事だと思うんやけど、保育士の先生達は、預かってる子ども達への教育ってどう考えてるの?そもそも教育という風に考えているのかな?」
と率直に聞いてみました。すると、それまで親切に答えてくれてた友達は、しっかり既読無視してくださいました(笑)誤解しないでいただきたいのは、この友達は本当に真面目で、心優しい人です!だから僕も信頼してるし、今回も質問しました!まあウザい質問だったと思いますが、たぶんちゃんと答えられないのだと思います。正直、しっかり答えが返ってきたら逆に驚きです。1人にしか聞いていないので、サンプルは少なすぎますが、保育士や保護者を含めて、幼児教育について正しい知識を持っている人は、圧倒的に少ないと感じます。
5. 幼児期に伸ばすべき能力とは
幼児期に伸ばすべき能力とは...もちろん全ての能力を伸ばすことができたら最高です!しかし、これからの時代で、どんな能力が重要になるでしょうか?というより、どんな時代でも重要な能力とはどんな能力でしょうか?前回のブログで今後の時代について、先程は今後の教育についてお話しましたが、今後さらに重要になり、どんな時代でも重要な能力、それは「21世紀型能力」と言われるものです。
「21世紀型能力」とは、一体なんでしょう?国立教育政策研究所は以下のように提唱しています。思考力を中核として、それを支える基礎力と、使い方を方向づける実践力の三層構造となっています。まあ、なんか小難しいですね(笑)僕はこの「21世紀型能力」から、今後必要な能力を「コミュニケーション能力」、「創造力」、「リーダーシップ(行動力、自立、責任感)」であると考えています。この能力、スキルを伸ばしていく教育というものを目指したいと思っています。そして、そこに加えて、子どもの運動能力をどう伸ばしていくか。これは僕が今でも野球をやっている影響が大きいですが、運動(スポーツ)をするメリットも科学的に証明されていることもあるので、そこも紹介できたらと思っています。
ここでのテーマは、"家でもできる正しい教育"です。僕の思う「コミュニケーション能力」、「創造力」、「リーダーシップ」、そして「運動能力」を、地域格差や経済格差関係なく、いかに家でもできる方法で伸ばしていくか。子ども達の将来のために、大人が子どもにできること、やるべきこと、やらなければいけないことがあると思いませんか?そしてやるなら可能な限り正しいアプローチをしたいと思いませんか?そこを皆さんと考えていきたいとおもいますので、是非今後のブログもご覧いただけたらと思います!
それではまた、次回のブログでお会いしましょう!
なぜ英語が必要か。~大人が子どもにできること~
皆さん、こんにちは!
このブログでは、僕の知識や経験を皆さんとシェアできればと思っています。その中でも特に、語学とスポーツ!そして、それを通じて、大人が子どもにできることを考えていけたらと思います。
今回の記事では、そもそもなぜ今英語が必要なのかについて考えていきましょう!
目次
1. そもそも英語ってどんなイメージ?
2. 私達が知るべき研究結果
3. 外国人問題
4. これからを生き抜くために、やるべきこと
1. そもそも英語ってどんなイメージ?
皆さん英語について、どのようなイメージをお持ちですか?
「グローバル化社会だから英語が必要だ!」とか「外国人が増えてきてるから、日本人も英語が必要になる!」といった声を聞いたことがあるのではないでしょうか。また、「英語が話せたらカッコイイ」などといった漠然とした憧れもあるかと思います(笑)確かに英語をペラペラ話せたらカッコイイですよね!しかし、「日本にいたら必要ない」「翻訳機があれば、英語を話す必要はない」といったイメージもあるのではないでしょうか。確かに、日本にはほとんど日本人しかおらず、翻訳機も日常会話の約8割を網羅してると言われています。これからさらに精度が上がり、そして近い将来、ビジネス英語にも対応できるようになるでしょう。そうなればとても便利ですね!
しかし、僕らが考えるべきはそこではなく、これからを生きる子どもたちをどう導いていけるかだと強く思います。そこで、皆さんに2つの研究結果及び調査結果を見ていただきたいと思います。
2. 私達が知るべき研究結果
まず1つは、イギリスのオックスフォード大学の研究です。超名門大学ですよね!そして皆さん、AIという言葉を、一度は耳にしたことがあると思います。そうです、人工知能と呼ばれるものです!漠然と「AIが人間の仕事を奪う」なんて聞いたことがあるのではないでしょうか?でも、漠然としてて自分事として考えるのは難しいですよね😂実際僕もそうでした!そこでまず、オックスフォード大学の研究を見ていただきたいと思います。
オックスフォード大学
「近い将来、今ある仕事のうち、702業種は機械に置き換えられる」
ついでにもう1つ!
野村総合研究所
「この先15年間で、今ある仕事の49%は消滅する」
この研究結果を見て、どう感じましたか?僕がこれを聞いた時は「たくさんなくなるんだな。そもそも702業種も仕事ってあるんだな。」くらいでした(笑)多すぎてイメージできませんでした(^^; だって702個仕事を言いなさいって言われて、言える人なんてたぶんいないですよね(笑)いたらお会いしたいくらいですよね(笑)
ただ、こんな事を言いながら、僕には1つだけ危機感、というより恐怖感がありました。それは何か、この"702業種"、"49%"という数字です。何が言いたいかと言うと、「あぁ、一桁台まで言い切っちゃうんだな。少なくともこれだけの数はほぼ100%なくなるんだな。」そう思ったんです(^^; 研究結果としては当然なのかもしれませんが、"約700"、"約半分%"ではないところに、恐怖感を覚えたのです。語学以前に、僕らはこのAIという強敵と戦わなければならないのは、間違いありません...
3. 外国人問題
そしてもう1つは、ズバリ外国人の問題です。
昨年にも、外国人労働者を増やすといったニュースを、メディアでも大きく取り上げていたので、皆さんの記憶にも新しいかと思います。じゃあどれだけ増えているのか。総務省が公表している、人口動態調査を見ていただきたいと思います。
この調査によると、2018年1月1日時点で、日本で生活している外国人の人口は、前年比17万4228人増の249万7656人となり、とても高い伸びを記録しています。では一方で、日本人の人口はどうでしょうか?皆さんもうお察しがつくと思います(笑)日本は1年間で、37万4055人の人が減少しています。これがどういう事かというと、1年で大阪府吹田市から人がいなくなるイメージです。(あくまでイメージです。)それくらい異常な勢いで、日本の人口減少は進んでいます...そして子どもが増える気配もなく、未婚率も上昇している中で、外国人が増えるのは当然と言えば当然です。
というか...なぜ日本には、日本人しかいないのでしょう?もちろん単一民族でここまで発展してきた日本は素晴らしいし、日本人として誇れるところです。しかし、先進国なら人口減少は起こり得るし(日本は異常ですが...)、語学力の低さも今に始まった話ではありません。それなのに、なぜこれほどまでに外国人が少なかったのでしょう?僕は純粋に疑問でしたが、大きな要因は案外シンプルでした(笑)それは「治安を維持するため」だったのです。正直、拍子抜けでした(笑)でも確かに、もしゴリゴリの外国人とケンカしたら...考えただけでゾッとしますね(笑)日本人では基本勝てませんし、犯罪が横行しても、僕なんかは逃げることしかできません...
しかし、異常な人口減少が進む中、治安を維持しつつ外国人を増やすにはどうするのかという問題が浮上しますよね。ここで日本政府が出した結論は、何だと思いますか?
それは、
「優秀な外国人留学生を多く日本に入れる」
ということです。優秀な人なら、犯罪を起こす可能性も低い。そして日本で学んでもらい、そのまま優秀な人材として日本に残ってもらう。こういうことです。「僕らの部下、同僚、上司が外国人になる」という話も、どこか他人事でしたが、わりとすぐそこに迫っているんです。ここでまた強敵が現れました。外国人、しかも優秀な外国人です。
4. これからを生き抜くために、やるべきこと
ここまでで、今後日本人のライバルとなるのは、AI、そして多くの外国人であることは、ご理解いただけたと思います。そうなった時、社内共通語が英語になることは、珍しくなくなるのではないでしょうか?英語、そして語学とは人とコミュニケーションをとるための、ツールの1つです。上司や部下、取引先の担当者が外国人だった時、あなたは翻訳機を介してコミュニケーションをとりますか?果たしてそれはコミュニケーションと言えるのでしょうか?
もしあなたが上司だったら、どちらの人材を重宝しますか?
①翻訳機を介さないとコミュニケーションがとれない人間
②直接コミュニケーションがとれる人間
言うまでもありませんよね!翻訳機を使わなければならない人の地位は、どんどん下がり、おそらく誰でもできる、人と関わりの少ない単純労働をすることになると思います。でも、その単純労働は、この先仕事として残りますか?きっと残りませんよね。AIについては、2045年問題なんて言われています。今から約25年後。僕が今25歳なので、その時は大体50歳です。まだまだ働かなければ食べていけません。英語が話せたら、それだけで尊敬してもらえた時代から、英語くらい話せて当たり前の時代になります。
そして何より僕が言いたいのは、
「これからを生きる子どもたちへ、
大人が何をできるか」です。
先程も言いましたが、英語はツールの1つ。"英語力を上げることは本質じゃない"ということです!
皆さんの周りにはいませんか?
日本語は話せるけど、初対面の人の前やミーティングになると、途端に話せなくなる人が。日本人は基本的にシャイです。だから自分の意思をあまり表現しません。他の国に比べて、圧倒的にコミュニケーションが少ないです。僕も海外に行ったとき、友達に「お前は静かなやつだ」と言われました(笑)僕は割とうるさい方です(笑)でもそれは、あくまで日本の中だけでした。
僕らは語学を通じて、コミュニケーション能力をはじめ、養うべき能力がたくさんあります!そして小さい子ども達は特に、語学を通じて、その時期でしか養うことができない能力を、大きく伸ばすことができます!そこを逃すのは本当に勿体無い!!しかし、ほぼ全員の親が、子どもに正しい教育をしたいと思っているのに対し、本当に正しい教育方法を知っている親や教育者はほとんどいません。
僕は、このブログを通して、自分の学んだことや科学的根拠のある子どもの能力の伸ばし方を、語学やスポーツを通じて、皆さんに提供できたらと思います。もちろん、大人にも使えるものもあります!
次回は、幼少期に大きく伸びる能力についての記事を書こうと思いますので、是非、次回の記事も見ていただけたらと思います!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう(^^)
Language and baseball can change the world.